栄養士専門学校の学生寮のメリット・デメリット
専門学校においても学生寮の設置・完備をしているケースは多く、栄養士専門学校も例外ではありません。
利用においてはメリット・デメリットの双方が考えられるので、良く検討する必要があります。
学生寮利用のメリットとしては、学生同士の交流が生まれ易くなって知識の研鑽が進み易い・情報共有し易いといった点が挙げられます。
当然ながら本来は遠方となる学校に通う事も出来るようになりますし、アルバイトをする事の多い専門学校生の場合には、働く場も含めて行動圏を纏め易いというメリットもあります。
更に栄養士専門学校の場合には卒後直ぐに就職というルートを進むケースが多い為、家電等が設置されている寮を利用出来れば、卒後の引越しの際の荷物を減らせるというメリットもあります。
一方でデメリットとしては、まず学生寮故に門限が存在するケースが多い事が挙げられます。
栄養士専門学校の場合には将来進む先に類似したアルバイトを選ぼうとすると勤務時間が早朝・深夜に当たるケースも比較的多めで、選べるアルバイト先が狭まる可能性があります。
また食事が提供される寮の場合、栄養士専門学校では提供されるメニューから栄養バランスの良い食事の内容を学べますが、その半面で自分で作る機会は減ってしまう事がデメリットになり得ます。
栄養士専門学校の学生寮で気をつけるべきこと
栄養士専門学校の学生寮は、高い寮費を支払わなければならないものの、朝食と夕食が必ず提供されるため食費のことをあまり考えなくても良く、生活に必要なものはあらかじめ用意されているので便利です。
しかし、学生寮での生活中は、寮で定められているルールは必ず守って生活しなければなりません。
まず気をつけなければならないのは、門限です。
大半の栄養士専門学校の寮は、22時から24時までの間が門限となっており、この時間を過ぎると施錠されてしまいます。
やむを得ない理由で門限までに戻れない場合は、予め管理人に伝えておけば、寮に到着したときに連絡すれば中に入れてくれますが、それ以外のケースでは居室に戻ることができなくなってしまいます。
時間を守らなければならないのは食事のときも同様で、決められた時間の中で食べ終わる必要があります。
また、友人や家族と学生寮で会う場合のルールは寮ごとに異なりますが、事前に受付を済ませる必要があるのは、おおむね共通しています。
ただし、自分が寮内にいない時間帯に、突然家族や友人の誰かがやってくると、管理人に迷惑がかかる場合があるので、寮に用事がある場合は必ず連絡をもらうようにしましょう。